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機能訓練評価の実施

「デイサービスほっと」では定期的な機能訓練の評価を行い、その結果をご本人、及びケアマネジャーに報告する事により、ご利用者の体力値・筋力値の推移を考慮した機能訓練計画を策定・実施しております。

機能訓練評価の内容

 

■身長・体重の測定

機能訓練評価の基準となる身長・体重を測定し、その推移と以下に記す評価方法によって評価を測定します。

 

■握力測定

握力測定は、最大筋力を知る方法としても最もよく知られている測定方法の一つで、スポーツテストだけでなく、医療・介護現場の筋力測定としても活用されています。

高齢者の握力測定はなぜ重要なのか?

ご高齢者の握力測定は、ただ身体能力を評価するだけではありません。ご高齢者の握力測定は、全身の筋力の低下が著しい虚弱高齢者である「サルコペニア」を判断する評価方法として重要とされています。人の筋量は、40歳前後から徐々に減少していきますが、特に高齢者においては、年間に5%以上も減少するとも言われており、日本の75歳以上の方の約22%は、サルコペニアとされています。握力を定期的に測定することで、この虚弱の早期発見することができるのです。

 

握力の年齢別平均値(平成26年度)

年齢  男性平均 女性平均
55~59歳 44.90Kg 27.51Kg
60~64歳 42.87Kg 26.01Kg
65~69歳 39.77Kg 24.72Kg
70~74歳 37.46Kg 23.75Kg
75~79歳 35.02Kg 22.34Kg

 

■ファンクショナルリーチテスト

腕を90度に上げた状態で、できるだけ前方に手を伸ばしていく評価テストです。測定者は、その時の最大移動距離を測定します。この評価によって、その場でバランスを崩さないように姿勢の調整ができるのかというバランス能力を評価することができます。

 

ファンクショナルリーチテストで分かること

⑴虚弱高齢者の場合は…

     「18.5cm未満」は転倒リスクが高い

⑵脳卒中片麻痺患者の場合は…

     「15cm未満」で転倒リスクが高い

⑶パーキンソン病患者の場合は…

     「31.75cm未満」で転倒リスクが高い

 

■片脚立位時間

ご高齢者を測定する場合は、「開眼片脚立位」で測定するのが一般的です。片脚立位の評価は、運動器不安定症のリスクや転倒のリスクを判断するために活用されます。日本整形外科学会でも「運動器不安定症状」を診断する機能評価基準の1つとして指定しています。

 

 

 

 

 

 

片脚立位時間の測定で分かること

⑴開眼片脚立位では「15秒未満」で運動器不安定症のリスクが高まる

⑵閉眼片脚立位では「5秒以下」、開眼片脚立位では「20秒以下」で転倒リスクが高まる

 

 

 

■5m歩行テスト

5m歩行テストとは、5mの距離を何秒で歩けるか歩行速度を測定するテストで、通常歩行時間(いつも歩いているように歩く)と最大歩行時間(できるだけ速く歩く)を測定します。ご高齢者の移動能力・歩行能力を測定する代表的な評価方法です。

 

5m歩行テストで分かること

この歩行速度では、横断歩道などの移動の能力があるかを判断することができます。横断歩道を渡り終える早さは「1m/秒以上」とされています。

つまり、5m歩行テストであれば、「5秒」より遅いものは横断歩行が渡りきれないと判断できます。また、5m歩行テストで6.2秒以上(0.806m/秒)かかる方は転倒リスクが高くなるとされています。

 

 

歩行速度の低下で分かること

1年間で歩行速度が1.00秒(0.25m/秒)低下   → 転倒リスクが1.51倍高まる

1年間で歩行速度が0.75秒(0.15m/秒)低下 → 転倒リスクが高くなる

 

■TUGテスト

TUGテスト(timed up&go test)とは、歩行能力や動的バランス、敏捷性(びんしょうせい)などを総合的に判断するテストとして考案されました。TUGテストは、転倒リスクの高い方を判断するのに有用なテストとされています。特に、高齢者の運動機能に関しての信頼性は高く、下肢の筋力、バランス、歩行能力、易転倒性といった日常生活機能との関連性が高いことが示唆されています。現在、通所リハビリのリハビリテーション計画書では、移動能力の評価に「TUGテスト」を測定する必要があります。

 

TUGテストで分かること

「高齢者の転倒リスクの測定値」と「運動器不安定症の診断基準」として活用されています。つまりTUGテストで、転倒・骨折の危険性を早期に発見し、要介護状態となることを防止することができます。

一般的に高齢者の転倒リスクの予測値として参考にされているTUGテストの値はこちらです。

 

13.5秒以上:転倒リスクが予測される

30秒以上:起居動作や日常生活動作に介助を要す

 

さらに、日本整形外科学会は運動器不安定症を判断する基準として、TUGテストの値を「11秒以上」としています。